所有者が海外にいる場合、車を売るのに用意すべきものはありますか?

Pocket

他人名義の車を売却するには、オーナーの実印とその印鑑証明書が必要となります。
そのため、国外に住んでいるとしても印鑑と印鑑証明書があれば、すぐに手続きをすることができます。
しかし、たいていの場合は海外在住だと、実印などを送ってもらったり借りたりすることは難しいでしょう。
そのため、国外に住んでいる人が手続きできるような制度が設けられています。

所有者が、住んでいる国の大使館に赴いて、サインを大使館員の前で行った後に、署名証明書という書類を作成してもらうことができます。
これが実印と印鑑証明書の代わりとなります。
この書類に加えて、他人名義のものを売るのに必要な委任状と譲渡証明書を作成することになります。
これらの書類の発行はとても楽で、インターネットからフォームをダウンロードすることができます。
必要事項を記入すればすぐに売却手続きを進めるのに必要な書類を完成することができます。

これらの書類がそろってから買取店に査定を依頼するようにしましょう。
いくら査定をしてもらって良い買取金額が出たとしても、必要な書類がなければそれ以上手続きは進められませんので、無駄な時間と手間を取るだけになってしまいます。
事前に一度買取店にも相談して、何が必要となるのかを再度確認してみるのも良いでしょう。
確実に手続きが進められる状態で、鑑定士に来てもらって見積もりをしてもらうことがスムーズに売却の手続きを行うのにあたって重要なことです。

Pocket