車の修復歴を隠して、査定を依頼しても大丈夫ですか?

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事故歴や修復歴があるのであれば、必ず査定の際に鑑定士に伝えるようにしましょう。
そのことを隠して鑑定をしてもらったとしても、鑑定士は何千何万という中古車を見てきたプロフェッショナルですから、しっかりと見ればすぐにそのことが分かります。
隠した状態でそのことを発見されると、鑑定士への印象が悪くなることになります。
他にも、何か隠しているところがあるのではないかと、チェックが厳しくなりますし、どうしても査定額が低くなってしまうでしょう。

そのため、見積もりを出してもらう際には、隠すのではなくあらかじめ修復歴があることを伝えるようにしましょう。
そうすれば、鑑定士も信頼してくれますし、誠意ある人だという印象を持って見積もりを良くしてくれることもあります。
自動車に限りませんが、物の売買は信用がとても大事ですので、鑑定士に良い印象を持ってもらえるようにすることは大事です。

過去に修復をしたという履歴があるとどうしても買取価格が下がってしまうという傾向があるのは事実ですが、それを隠すことによって生じるリスクはさらに大きくなります。
鑑定の際にそれが判明すれば鑑定士への印象が悪くなってさらに見積もりが下がります。
また、その場では判明しなくても、後でそのことが分かると説明責任を果たさなかったとみなされて、契約を破棄されてしまうこともあります。
こうした事態を避けるためにも、事前に説明して誠意を示すようにする方がずっと良いでしょう。

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