車内清掃・車内のニオイ取りをする

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車を買い替える時に愛車を出来る限り高く査定してもらいたいと思うのであれば、日頃からのメンテナンスやお手入れをしておくことが大事です。
「ただ乗るためだけ。」という気持ちでは、車に乗っていては高く売れることも難しいと言えます。
外見上の車の凹みや傷を修復してボディーを磨いておくことは当然ですが、車内もきれいに清掃しておくことも必要です。
ボディーをワックスでピカピカにすることは、見た目にもいいのですが、車を快適に運転するためには、きれいな車内で清潔なドライバーシートでなれければ、嫌になることは誰もが分かることです。
したがって、車を高く売却するためには、車内の清掃も考えておくことが重要になってきます。

査定を受ける前に車内の掃除をしよう!

買ったばかりの車は、「新車の匂い」がするものです。
それが1年、2経つに連れて段々と薄くなり、固有の匂いになってくることが少なくありません。

子供を乗せている人は、お菓子の残りカスやジュースのこぼされた残りが異臭を放つようになってきます。
外から車内に乗り込む時も、土足でそのまま乗り込むことから、靴に付いた泥が車内に持込まれることも珍しくありません。
普段からできるだけ車内をこまめに掃除することが大事ですが、愛車の査定前には、隅々まで掃除をしましょう。

シートの狭い空間に残るゴミや塵もキチンと取り除くことが必要になってきますので、車内の清掃については、専用の掃除機を使うことが理想ですが、ガソリンスタンドやコイン洗車場で用意されている掃除機を使用するかシガレット電源で動く小型の掃除機を使いましょう。
シートに残るニオイに関しては、重曹をまいてしばらく置いてから、掃除機で重曹を取り除けば、すっきり取ることができます。
またフロアマットは、靴に付いた泥や土を残してしまいますので、一度、車外で叩いたり、水洗いをして、天日で乾かすことで、匂いの元となる原因をカットさせることができます。

車内の臭いの原因は?

車内の臭いの原因は、先ほどの食べ物の残りカス、ドリンク類のこぼれて残った液体、靴に付着した土や泥、服の埃、車内のカビ等いくつもの要因があります。
基本的に自動車は閉された空間で、外気とはシャットアウトされています。
そのために、車内に残るゴミ、埃、カビが変質して異臭を放つ事は不思議ではありません。
食べ物の残りカスなどは、手が入りづらいシートの狭い空間には挟まってしまうと、しばらく放置されてしまうので、下手をすれば半年以上も放置されてしまいます。
そうなると、少しずつ異臭に切り替わっていくので、先の尖った吸引ホースを使用し、シートの隙間のゴミを吸い取ることも大事です。
シートの細かい布にも微細な埃やゴミがすり込まれることもあるので、定期的な清掃は必要です。
フロアマットについても同様で、埃の他に土や泥が残ることが珍しくありません。
特に雨の日は、靴や畳んだ傘の水滴により、フロアマットに多くの湿気がたまることになります。
湿気が残ったフロママットは放っておくとカビも発生しやすくなるので、定期的に掃除をしましょう。

エアコンのニオイ取りは?

車のエアコンは、特に異臭を放つ原因となります。
異臭の原因はエアコン内のカビです。

カビの発生は、湿度の高い外気からの影響もあり、長年使用していると避けることができません。
したがって、カビを取り除くことがエアコンの異臭を断つことが、根本的な対処方法となります。
まずは、エアフィルターの清掃をしましょう。
エアフィルターに付着しているゴミやカビを除くことが、消臭対策です。
しかし、家で使っているエアコンと異なり、車のエアコンのフィルターを直接、掃除することは滅多にありません。
カーショップで販売されているエアコンフィルターの洗浄スプレーを使って、汚れを落とすことが良いでしょう。
スプレーのストローをエアコン送風口に突っ込み、ガスを吹き込むだけです。
頻度は1ヶ月に1度の程度で十分です。
また、車の定期点検時にエアコンフィルターの交換をすることで対処できるでしょう。
このようなに普段のメンテナンスによってエアコンの臭いをカットすることも可能です。

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