
車の査定額は買取業者によって変わりますが、同じ店でも車を売る時期や担当者によっても金額が変わってきます。
車の購入時の値引き交渉と同じように、車を売る時にも買取店との価格交渉がポイントになります。
車の査定価格は、交渉次第で数万円~10万円以上変わってきますので、交渉ベタな人もチャレンジするのをおすすめします。
複数の買取店と交渉する
買取店は1店舗だけではなく、複数店舗へアプローチしてみましょう。
1店舗だけでは、その金額が高いのか低いのか分かりません。
中古車相場という物はありますが、相場はあくまで目安で、自分の車がいくらになるのかは、実際に査定を受けてみないと分かりません。
CMで有名な大手買取専門店としては、ガリバー、ラビット、アップル、カーチスなどが有名ですが、大手が最も高く買い取ってくれるとは限りません。
複数店舗回るのが難しい場合は、出張査定を利用しましょう。
当サイトでも紹介している一括査定サイトを利用すると、まとめて複数の買取店から出張査定を受けることができます。
なお、複数店から査定を受ける時は、同時に査定してもらうのではなく、それぞれ時間をずらして査定してもらい、他社には数社に査定依頼していることを打診しつつ、査定額は伝えないのが交渉のポイントです。
買取店へは知人・友人と一緒に行く
交渉ベタな人は、知人や友人、家族に同行してもらうのが良いでしょう。
知人がいるだけで冷静になれます。
買取業者もこちらに複数人いると、強気には出てきにくいものです。
価格交渉では買取業者のセールストークに飲まれてしまうと負けですので、こちらの主張をはっきり伝えましょう。
出張査定を利用する場合でも、複数人で対応するのが良いでしょう。
一人で対応する場合には、絶対に複数業者を同時進行で相手にしないことです。
買取業者同士は、横のつながりが多く、結託されてしまうことがあります。
買替え時は下取も検討する
車を売るだけではなく、買い替えを検討している場合には、車を購入するディーラーや中古車販売店で、下取りも検討しましょう。
買取専門店の買い取りと、販売店の下取りはどちらが高くなるかは査定してもらわないと分からないケースが多いですが、下取りの場合、購入車の値引き額を多くしてもらえることもあり、
トータルで見ると、お得なケースもあります。
その際に、下取りの場合、購入車の値引き額との関係もありますので、下取価格と買取価格をそのまま比較しないようにしましょう。下取価格が高くても、そのぶん値引額が下げられていては意味がありません。
そのため、買う車が決まったら、購入車の見積もりをしてもらい、その後で、今乗っている車を下取りに出した時の下取価格を確認します。
同時に、買取店にも査定してもらい、高く買い取ってくれる方に売るのが良いでしょう。
交渉を長引かせない
価格交渉はどれだけ粘れるかが重要ですが、買取店側にしたら、交渉が長引くほど営業コストがかかりますので、買取業者は嫌がります。
特に、まだ売る店を決めていない段階で、複数の業者と粘って交渉していると、全ての業者が手を引いてしまうこともあります。
売る業者を決めてから最後の一粘りはOKですが、前段階で粘り過ぎないようにしましょう。
なお、価格交渉は1店舗2回までにしておきましょう。
あまりしつこくすると買取業者の方から手を引くケースも多々有ります。
同じ業者と何度も交渉するよりも、できるだけ多くの業者に査定してもらう方が、高く売れる可能性が高まります。